1.沼津移住後初めての曜ちゃんバースデー
去る4月17日はAqoursの渡辺曜ちゃん、そして幻日のヨハネのヨウちゃんの誕生日でした!キャラクターの誕生日となると、全国各地、あるいは国境を越えてファンが沼津に集結しますが、沼津の街でも誕生日に合わせた様々な催しがあります。
筆者としては沼津に移住してから初めての曜ちゃんバースデーでした。今年は平日のど真ん中でしたが、仕事の方はしっかり有給休暇を取得し、「推し事」に専念して要りました。誕生日こそ過ぎてはしまいましたが、当日並びに前日の様子をご紹介できればと思います。
2.お祝いに合わせて色々回ってみた!
(1)「実家」には「直前の週末」に”ずらして”訪問
曜ちゃんの誕生日といえば、沼津市下河原町にある喫茶店「欧蘭陀館 下河原店」さんに各地からファンが集結することで知られています。以前誕生日当日に訪問した際には、入店まで2時間近く待ったということもありました。せっかくのお休みでもあるため、時間を有効に使いたく思い、あえてタイミングをずらして訪問することに。
Twitterなどを見るに、当日はバルーンアートなどが飾られて誕生日のお祝いムードが演出されていたようですが、誕生日前からすでに誕生日をお祝いするような雰囲気にはなっていました。そもそも、いつ来てもこちらは「渡辺曜ちゃんのおうち」ともいうべき演出がなされており、当日でなくてもファンとしては満足度が高いお店です。
筆者がこの日いただいたのはケーキのセットでしたが、曜ちゃんをイメージしたセットメニューは誕生日以外にもいただくことができます。もちろん、当日限定メニューを狙っていくのも楽しみ方としてはこの上ないのかもしれませんが、当日ではなくても特別感が感じられるはずです。
(2)内浦・西浦の様子
せっかくの休日だったので、久しぶりに内浦や西浦の方まで足を延ばしてみました。三島駅から駿豆線に乗車し、伊豆長岡駅でバスに乗り換え、まずは三津に向かいました。
曜ちゃんといえば、センターを務めた2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」を挙げる方が多いかと思います。最近では、キャラクターをラッコにデフォルメしたアニメーションMVが披露され、話題になりました。
そんな「恋になりたいAQUARIUM」のアニメーションMVに登場する「伊豆三津シーパラダイス(みとしー)」を久しぶりに訪問しました。「ラブライブ!の舞台」というイメージが先行してしまっているのかもしれない伊豆三津シーパラダイスですが、水族館としてもかなりすごい場所なんだそうです。1930年には日本で初めてバンドウイルカの飼育を開始したほか、1930年代の間にジンベエザメやミンククジラを世界で初めて飼育したとのこと。1977年には水族館のマスコットキャラクター「うちっちー」のモデルになったセイウチを日本で初めて飼育したほか、1982年にはラッコの飼育にも、こちらも日本の水族館では初めて取り掛かっています。
みとしー自体には何度も訪問していますが、最近はあまり訪れることがありませんでした。そんなこともあってか、慣れているはずの場所でもどことなく懐かしい感じがしたというのが正直なところです。この日は駆け足気味でしたが、また近日中にゆっくり過ごしてみたいですね。
続いて訪れたのは西浦木負にある「海のステージ」さん。こちらもかつて「スカンジナビア号が係留されていた場所のお店というだけあり、「曜ちゃんゆかりの地」として、訪問しておきたかった場所です。
このブログでも3年前に紹介していましたが、今でもスカンジナビア号が沼津の西浦にいたら、ラブライブ!サンシャイン!!のアニメにもがっつり出てきたんだろうかと思うところです。それこそ、曜ちゃん推しにとってはいわば「聖地」のような場所だったのかもしれません。
この日いただいたのは「渡辺曜ちゃんのはらぺこセット」です。ハンバーグ、サラダ、ピラフにスープやオレンジジュース、ヨーグルトが付いたセットメニューです。ボリュームもあるので、まさしく「はらぺこセット」でした。スクールアイドルと水泳部を掛け持ちしている曜ちゃんらしさが感じられました。
(3)「夜の沼津」でもお祝い
沼津駅周辺に多数あるバーなどの飲食店でも、曜ちゃんの誕生日に合わせた限定メニューなどが提供されました。お酒などは公式コラボではありませんが、コラボカフェの誕生日メニュー顔負けの商品もあり、これらをいただくのも楽しいかと思います。
まずご紹介するのは大手町にある中華料理店「301餃子沼津駅南口店」さんの誕生日イメージの限定メニュー。広島県江田島の米焼酎「ヨーソロ」をベースに内浦産の柑橘類やスパイスを使った「内浦産フルーツのスパイスヨーソロサワー」と中華の春巻きにハンバーグを使った「ハンバーグ春巻き」。スパイスヨーソロサワーはベースになっている米焼酎とフルーツの甘みとスパイスの香りが絶妙であり、ハンバーグ春巻きはアツアツの春巻きで、食べた感じは想像以上にハンバーグでした。春巻きでもこれなら曜ちゃんも大満足ですね!
仲見世商店街のカフェバー「ねこと白鳥」さんでは、4月の"お祝いメニュー"としてカクテル2種とフード1種類を用意。カクテルはアルコール入りの「Sunny rain」とノンアルコールの「ドロップレイン」、フードは「野菜たっぷり!ハンバーグサンド」が、4月17日から提供されています。筆者は当日にSunny rainとハンバーグサンドをいただきました。特にハンバーグサンドは、ハンバーグが分厚い上に野菜もその名の通りたっぷり入っており、食べ応えがしっかりありました。限定メニュー同士のペアリングもいいですが、Sunny rainをいただきながらハンバーグサンドの到着を待ち、来たところでビールなどの別のお酒と組み合わせるというのがおすすめです。筆者はジャックコークと組み合わせてみました。
一方、こちらは記念のメニューとして公式に存在するものではありませんが、沼津駅近くのバーにて、渡辺曜ちゃんをイメージしたカクテルをリクエストしてみました。大手町にある「TOM'S BAR」さんでは、昨年も同じように曜ちゃんをイメージしたオリジナルカクテルを使っていただきましたが、今年もお願いしてみました。透明感のある水色が、いかにも曜ちゃんをイメージした色合いであり、曲線的なグラスが可愛らしさを演出していました。
北口側の高島町にある「BAR THE PINE」さんでも、同じように曜ちゃんをイメージしたカクテルをリクエストしてみました。こちらでいただいたのは、 「ブルーラグーン」というカクテルに内浦産の甘夏ピールの香りを加えたもの。色合いもそうですが、甘夏の爽やかな香りからも、曜ちゃんらしさを感じられる1杯でした。
3.誕生日ならではの雰囲気
ラブライブ!サンシャイン!!も今年で9周年を迎えます。キャラクターの誕生日のお祝いも定例化しつつありますが、それでもやはり特別な日という感じは未だにある上、街の至るところでお祝いされているのは今でも変わらないと感じています。昨年からは沼津駅でも誕生日が大々的に祝われるようになり、外から鉄道で沼津を訪れた人にとっては、駅に着いた時点で「沼津に来た!」と感じられる雰囲気になっています。
また、沼津市の外でも、誕生日のお祝いは9周年を控えた今なお続いています。伊豆箱根鉄道駿豆線では、昨年運行を開始した7000系7502編成”YOHANE TRAIN”に幻日のヨハネのキャラクターデザインのヘッドマークを掲出し始めています。4月17日のヨウちゃんを皮切りに、今年度は幻日のヨハネで行くのでしょう。こちらも息の長いつながりですね。
沼津の街とラブライブ!サンシャイン!!のつながりは、これまで常に水入らずのものであったとは言い切れませんが、9周年を控えた今なお強固なものであるはずです。それを特に感じられるのが各キャラクターの誕生日でしょうか。それぞれのゆかりの地でまるで地元の子のように祝われているのを見ると、地元の方々には頭が上がらない思いでしかありません。そんな関係が末永く続くことを祈って、この言葉で締めくくりたいと思います。
曜ちゃん/ヨウちゃん、お誕生日おめでとう!!!