あわしまマリンパーク~孤島の水族館からの脱出~①

かけるときに記事を書いて、ぼちぼち投稿していこうと思っています。と思っていたのですが、リアルな方の予定に忙殺されていて、なかなか更新できずにいました。


先月の初めにあわしまマリンパークの謎解きイベントに行ってきたので、その様子を2~3回くらいに分けて書いていこうと思います。

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まずは沼津まで電車で向かいます。新宿まで向かうのにいつも通り京王線に乗り込んだのですが、来た特急が5000系でした。京王ライナーが走り出すまではよく走っていた5000系の特急ですが、最近ではめっきり見なくなりましたね。朝に特急列車として走っているようですが、それ以外はライナーか、都営線直通の列車(かもしくは都営線内の列車)、さもなくば昼間は車庫にいることがほとんどです。今年度は1編成10両が増備されるらしいですが、それもおそらくは検査入場時の予備編成確保が目的でしょう。京王ライナーの運用が4運用あるのに対し、現状5000系は5編成のみ。1編成でも検査等で入場すると、予備の編成がなくなってしまいます。

新宿からは小田急線で小田原まで進みます。JR線だけで新宿(東京山手線内)から沼津まで行くと正規運賃で2,270円、学割で1,810円ですが、小田急線で小田原まで向かうと、小田原までが880円(現金)と小田原から沼津までが760円(ICでは行けないので当然現金)で合わせて1,640円と170円安く行くことができます。(もっとも、新松田駅で降りてJR松田駅まで歩き、そこから御殿場線で向かえば現金運賃で更に20円安いらしいのですが、徒歩乗り換えが面倒くさいうえ、御殿場線の本数が少ないということもあって今回はパスしました。)

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今回小田急を選んだのは運賃だけが理由ではありません。久々にロマンスカーに乗りたいなと思って小田急にしました。ということで小田急新宿駅です。ちょうど「はこね1号」として発車を待つVSEがいました。LSEが引退し、現行車種では唯一残る連接車ですね。何度か乗った覚えがありますが、また乗りたいですね。確か個室もあったはずですから、それでもいいかな…。

 

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1号を見送りしばらく待機。次の「はこね51号」に乗り込みます。今回乗るのはGSEです。周知のとおり最新のロマンスカーですが、乗るのはこれが初めてでした。オレンジ色の車体が新鮮ですね。

とは言いつつも、HiSE以前のロマンスカーの塗装はオレンジ基調だったということを思い出しました。もっとも、実写は一度も見ることはありませんでしたが、ある種の原点回帰なら良いのかなと。

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今回は前展望席の2列目を確保することができました。前を見ているのに運転士がいないというのは違和感がないというと嘘になりますが、これはこれで十分楽しいです。そして、乗っていて気づいたのですが、運転士さんが操作しているマスコンと思しき装置の操作音のような音が頭上から聞こえてきました。これもなかなか珍しいものなのかなと。

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各席にコンセントが備え付けられていました。もっとも、コンセント(かもしくは充電用のUSBポート)は最近の特急型車両には必須の設備ではないかなと思うところではありますが、あるとやはり助かります。これは同方向のJR線の列車にはほとんどない(新幹線や臨時特急「マリンエクスプレス踊り子」のE259系程度)ですからね。E235系が横須賀・総武快速線に投入されることが発表済みですが、そちらはグリーン車にコンセントが設置されるようですね。E235系世代の近郊型車両(というより「中電」向け車両?)のグリーン車には、コンセントが設置されるということになるのでしょうか。E235系以外の、E231E233系との設備面での格差が生じることにもなるのでしょうが…。

 

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椅子の見た目はいたって普通。しかし座り心地はちょっと微妙でした。座面が鉄板に布が貼ってあるだけなんじゃないかというようなMSEよりかはまだマシでしたが、乗っていて1時間が限度かなと思わなくもなかったものです。同世代のE353系や西武001系「Laview」と比べてもなんか残念でしたし、言ってしまえば(ライナー向けではあるものの一応)通勤型電車の京王5000系(もちろん現行)の座席と比べても座り心地が良いとは言えない出来でした。ほかのロマンスカーではEXEは椅子の座り心地が良かった印象があるのですが、VSEはあまりよくなかったような覚えがあります。VSE以降のロマンスカーでいまいちなところを挙げるとすれば、やはり座席なのかなと。

 

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座席に備えられたテーブルも、MSEほどではないにせよ、もう少しサイズがあっても良いかなと思うところです。紙コップのコーヒーを置くくらいなら十分なサイズではありますが、車内販売でお弁当も売っているようですから、弁当箱を展開してまだ余裕があるくらいの広さがあっても良いかなと。

 

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GSEに乗って小田原にたどり着きました。思うところはあれど、見た目がいいのでそれで割とほとんど許せてしまう気がします。もっと増えてほしいなと思うところですが、当面置き換える車両もいないでしょうしそんなこともなさそうですね。ロマンスカーを降りてJR東海道線で熱海へ。乗り換えた先はE231系近郊型でした。なんというか、いろいろな意味で対極を行く車両ですね。

熱海からはJR東海管内に入ります。静岡県区間のローカル列車に乗り込み沼津まで3駅です。普通富士行き/5両編成、何が来るかなと待っていたら・・・

 

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なんだこれ

見事に外れくじを引かされた気分です。211系、静岡地区の車両はとにかく全体的に汚いので嫌いです。そして乗り心地もまあ令和の時代に走る乗り物とは思えぬもの。なんで抵抗器の進段をここまで体で感じるのか、もう少し何とかならなかったんですかね…。

 

つべこべ言いつつ乗るのはたったの3駅間。これ以上は乗りたくないものです。かつて113系117系を全廃したあの勢いで、どうして211系を置き換えられなかったのか。もっとも東海道新幹線の車種統一やリニア中央新幹線の工事でそれどころではないのかもしれませんが。

 

沼津に着いたところで今回の記事を締めたいと思います。そろそろ次の沼津行きが迫っているのですが、あと2回くらいは、かれこれ2か月前の話で行こうと思います。そういえば函館も行ったんだった!サボると大変なことになりますね。今回もお読みくださいましてありがとうございました。

 

写真は筆者撮影

 

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