Back to NUMAZU #1 (9/26)

「新しい日常」なるものにおける沼津遠征

 政府による観光業への支援政策「Go To トラベルキャンペーン」に、従来除外されていた東京都が対象に追加され*1、また、静岡県による来訪自粛要請も、「特に慎重に行動する」という条件付きにおいて緩和されるなど、徐々に移動に関する規制や要請が緩和されつつあります。敬老の日秋分の日からなる4連休には、すでに多くの人がいろいろなところに出かけていたようで、外出に対するマインドも、少しずつ従来の物に近いものにまで戻っているようです。

沼津にも人が戻ってきたようで、4連休はキャラクターの誕生日と重なったこともあってか、多くの人が沼津を訪れているようでした。沼津市街から内浦方面の道路は大渋滞し、バスも満員が続いていたとのことです。

その折において、「諸々の対策をしつつ、そろそろ沼津に行こうか」と考え、4連休の次の週末に沼津へと向かった次第であります。

京王線井の頭線東横線を乗り継いで、同行者との待ち合わせ地点である横浜駅へ。

f:id:plum_0417:20201005223433j:image

東横線副都心線との直通が始まって久しく、速達列車はほとんど副都心線からの直通かと思っていたら、どうやら休日ダイヤには渋谷始発の特急が残っていたようですね。

同行者と合流し、レンタカー屋さんで車を借りたのち、車で沼津方面を目指します。

今回借りたのは、「トヨタ・ヤリス ハイブリッド」です。プリウス以来採用されている「TNGA」の設計思想などが初めて盛り込まれたコンパクトカーであり、前から気になっていた車でした。車で行く段になり、同行者と共にヤリスにしようと決めたわけであります。

f:id:plum_0417:20201005223811j:image

トヨタのハイブリッドでは初めてとなる3気筒エンジンなど、それが車の性能にどう影響するのかというところで、ハンドルを握ってみたかった車でしたが、色々驚かされるところばかりの車でした。後部座席のスペースが狭いというウィークポイントもありましたが、いざ運転してみると、スムーズかつパワフルな走りに驚かされました。成人男性3人乗車で、荷物もそこそこの重量と質量を積みながら、なおかつエアコンやオーディオも常時使用しながらドライブしていたのですが、そんなおそらく車にとって高負荷であろう状況であったにもかかわらず、力不足を全く感じない走りでした。それでいて燃費もすこぶる良く、燃費計の数値は常に20km/l以上を表示していました。

f:id:plum_0417:20201005224016j:image

首都高経由で横浜青葉インターから東名高速へ。そして乗ってすぐ「トイレに行きたい」ということで、港北パーキングエリアで小休止。

トイレに寄ったついでに、高速道路名物の「ドリップする様子を流してくれる自販機」でコーヒーを買ってみました。下り線の港北パーキングエリアには、施設内にファミリーマートもあって、そこでコーヒーを買えば自販機の半額で済んだのですが、ここは「旅の記念」ということで、あえて自販機を選びました。今回は使いませんでしたが、高速道路の休憩施設にコンビニエンスストアがあるととても心強いですね。何か忘れ物や足りないものに気付いても、そこで難なく調達できてしまいますし。

4連休明けだったとはいえ、土曜朝の東名高速はやはり渋滞。名所「大和トンネル」を先頭としてダラダラした車列が続いていました。それ以降は概ね順調でしたが、工事の影響で大井松田インターの先の左右2ルートの片方が通行止めになっており、その区間もなんとなく流れがいつもより悪くなっていました。

御殿場ジャンクションから新東名へ、そして長泉沼津インターから伊豆縦貫道へと入ります。伊豆縦貫道も今現在ほとんどの区間が工事中ですが、全線開通した暁には、沼津から中伊豆を抜けて天城峠を超え、河津・下田方面へと至る道路となるようです。高速道路がない伊豆半島にとっては、待望の高規格道路となりますが、開通後は各地から高速バスの乗り入れが増えそうな気配もあり、言うなれば「踊り子キラー」ともなりえそうな道路でもあります。

函南・大場インターで伊豆縦貫道ともお別れし、一般道へ。

インターを降りてすぐ近くの函南のさわやかへとピットインです。

良い車に乗って、おいしいハンバーグを食べて、そしておいしいコーヒーで〆る。これだけでQOLストップ高でした。

こんな具合の沼津遠征序盤戦です。まだ沼津市は掠めただけですが。今回は行動範囲が広めで、2日間で沼津市をほぼ回りつくしたはずです。

今回はここまでです。以後、次回に続きます。

↓次の記事

 

plumroom-0417.hatenablog.com

 

 

*1:東京都内発着の旅行への適用や東京都民の旅行に利用することが10月1日より可能になりました。