【沼津タップルーム便り】クラフトサワーの「SENSPI(センスピ)」新作続々登場!

1.1月のオープン以来新作が続々登場!

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クラフトサワーを中心に様々なお酒が楽しめる「SENSPI(センスピ)」ですが、1月のオープン以来、新作の自家製クラフトサワーが次々に登場しています。

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開店当初からある「リモンチェッロ」のほかに、ジンを思わせるクラフトサワーが2種登場しています。どちらも飲みやすいものの、「リモンチェッロ」とはまた別テイストです。

2.飲みやすく食事にも合う!自家製クラフトサワー3種

①地元のレモンを使った”クラフトレモンサワー”「リモンチェッロ

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開店当初からあるリモンチェッロは、静岡県伊東市産のレモンを使ったいわば「クラフトレモンサワー」です。

イタリアで広く親しまれているレモンを使ったリキュールで、リモンチェッロという名前のお酒があります。そちらのリモンチェッロはレモンのさわやかな香りと甘みを感じるお酒で、ソーダ割などで飲まれることが多いようです。沼津市内でも、西浦産のレモンを使った「西浦檸檬酒」というリモンチェッロが、一部のお店で売られています。

SENSPIのリモンチェッロも、そんなリキュールのソーダ割を思わせる味わいが特徴です。一般的なレモンサワーは、どこか人工的な甘さが強かったり、アルコール感を強めて飲みごたえを重視させたりするものが多く、ものによっては飲み疲れしてしまうものも多いのですが、こちらはどこか優しい飲み口で、何杯でも飲めるようなお酒になっています。さっぱりとしつつも甘さや苦さなども感じることができる、食中酒としてもいただけるクラフトサワーです。

②甘さ控えめな食中酒「千本ジンフィズ」

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2種類目として登場したのは「千本ジンフィズ」は、その名の通りジンと炭酸水とレモンジュースなどで作る「ジンフィズ」を思い起こさせるお酒です。ベースとなるお酒には、ジンでは定番となるジュニパーベリーのほか、2種類のスパイスと3種類の柑橘がブレンドされています。

作り手の方いわく、食中酒として「料理に合わせやすい味を目指した」ということですが、まさにその通りの味です。甘さなどは控えめですが、スパイスや柑橘の風味はしっかりと感じられるお酒で、色んな料理と合いそうだと感じました。

③気持ちスパイシーでさっぱり!「ジンソーダ

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3種類目で2024年5月時点最新のクラフトサワーとなる「ジンソーダも、食事と合いそうなお酒です。その名の通り、ジンのソーダ割のような味になっています。ベースとなるお酒には、ジュニパーベリーに加えて、東洋のハーブやスパイスなどにて香りづけがされています。辛さなどは感じないものの、ハーブやスパイス由来の香りがほのかに感じられ、食事の際にさっぱりと楽しめるようなお酒です。

3.自家製クラフトサワー以外にも多様なお酒が楽しめる!

自家製クラフトサワーだけではなく、「沼津クラフト」のクラフトビールや国内外のスピリッツ(蒸留酒)が楽しめるのも、SENSPIの魅力となっています。もともとがスピリッツを主役に据えたお店となっているためか、スピリッツは梅酒やウォッカウイスキーなど、様々な種類のものを揃えています。

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個人的に好きなのは「伊豆柑橘ピールのウォッカ」です。数種類の柑橘を付け込んだウォッカですが、こちらのソーダ割をシメの1杯にするのがおすすめです。甘さが強めのお酒になっているので、ソーダ割くらいがちょうどよい味になるのではないかと思います。

4.食べ物も景色も良い楽しいお店

こちらのお店は食べ物もおいしいお店になっています。昼間に少し飲むのがほとんどである筆者は、全てのメニューを網羅しているわけではないものの、お酒のお供にちょうどいい料理が揃っています。

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意外なものとして紹介したいのは干物です。言わずと知れた沼津名物ですが、こちらではクラフトサワーやクラフトビールなどと一緒にいただくことができます。それこそ「千本ジンフィズ」と「ジンソーダ」は干物ともよく合うので、ペアリングを楽しむというのもよさそうです。

前回紹介した際にも書いたことにはなりますが、SENSPIは景色も楽しめるお店です。天気がいい日には北側に富士山を望むことすらできます。明るく開放感のあるお店で、屋外の席で飲むのも、この季節の楽しみ方としておすすめです。

既存のクラフトサワーのほか、沼津周辺でとれた梅や桃を使ったサワーの製造も予定しているとのことです。現状3種だけではありますが、今後はまた違った雰囲気のお酒をいただくことができるようになるかもしれません。地元にできたまた少し新しい風を吹かせるお店として、これからも応援したいですね。