【沼津タップルーム便り】20種類のクラフトビールが飲み放題!Repubrew(リパブリュー)沼津店7周年イベントに行ってきた!

1.「駅前ビール工場」が7周年!

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沼津駅南口から徒歩2~3分ほどの雑居ビル「ポルト沼津」の地下にある「駅前ビール工場 リパブリュー沼津」。ビアバーとブルワリーを併設している同店は、常時20種類以上のクラフトビールのほか、シェフによるこだわりの料理も楽しむことができます。他のブルワリーのビールがゲストビールとして提供されていることもありますが、昨年三島市に開設した新工場「Natural Roots Studio(ナチュラルルーツスタジオ)」が稼働を開始して以来、ほぼ全部のタップが自社製ビールとなっており、勢いとしては静岡県東部のブルワリーの中でも随一といえます。

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そんな駅前ビール工場にて、開店から7周年を祝うイベントが、去る4月6日と7日に開催されました。昨年の6周年イベントにも参加しましたが、普段のリパブリューさんではなかなかできない楽しみ方ができたのが楽しかったので、今回も参加してしまいました!

2.イベントの様子

①20種類のクラフトビールが飲み放題!!!

リパブリューの周年イベントは「とにかく飲んで楽しんだもん勝ち!」という雰囲気です。立食形式、すなわち立ち飲みで、カウンターでは隣同士で会話がはずんだり、普段は工場にいてお店ではお会いすることがなかなかできないブルワーの方からビールに関する話を直接聞いたりと、ビール好きで酒場好きな人には楽しすぎるイベントになっています。

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料理もおいしくビールに合うものが揃っていましたが、一番の魅力は「20種類のクラフトビールが飲み放題」であること。リパブリューさんのレストランには平時からクラフトビールが飲み放題となるコースが存在しますが、そちらで飲み放題となるのは5種類のみ*1。20種類すべてが飲み放題になるのは、今回のような周年イベントだけです。定番である「69IPA」「本生」だけではなく、代わる代わるリリースされる限定ビールまで、幅広く楽しむことができます。

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リパブリューさんのビールの特徴としては、どれを飲んでもホップの香りが華やかであること。ありふれた普通のビールのような、とにかくのど越しだけで飲むものではなく、ホップ由来の香りや苦みなどをじっくり感じながらいただきたいビールが揃っています。その他、普段想像する「ビール」というお酒の枠に決して収まらない見た目のものもあり、いつ来ても新鮮味のあるビールに出会えるというのが魅力でしょうか(上記2つのビールはいずれも過去にリリースされたビール)。

②7周年記念の新作ビールも登場!

7周年に合わせてた新作ビールも、イベントにてリリースされました。特に今年は2種類の記念ビールがリリースされるなど、勢いのあるブルワリーらしい7周年のお祝いになっていました。こちらでは筆者が飲んでみた順に紹介していきます。

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1種類目は「SEVEN SPICES」。元のスタイルは「ベルジャンウィット」ですが、そこに7周年にちなんで7つのスパイス(唐辛子・麻の実・生姜・大葉・山椒・コリアンダーオレンジピール)を投入して仕込んだ、いわば「七味のビール」です。その名に恥じず辛さを前面に感じるビールで、飲み口でまず出てくるのは唐辛子でした。次いで感じられたのは山椒のピリッとした辛さ。唐辛子とは別ベクトルの辛さが感じられ、ここまで辛さを際立たせたビールってアリなんだと驚いた次第。その後に徐々に感じてきたのはベルジャンウィットらしいコリアンダーオレンジピールの香り。辛さが際立っているとはいえ、それ以外のスパイスも良い仕事をしていました。

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2種類目は「CONIX BRUT IPA。大人気のイラストレーターConixさんとのコラボビールです。Brut IPAというスタイルのビールですが、6.5%という度数ながらかなりすっきりした飲み口なのが特徴。それでいてホップの心地よい香りが後から追いかけてくるビールで、口に含んだ直後からの味の印象の変化が面白いと感じました。先の「SEVEN SPICES」もそうですが、今回の7周年ビールはどれも甘さが控えめのビールで、食中酒としていただくのもよさそうな気がしました。

3.8年目に突入もこれからの新作はまだまだ未知数!

8年目に突入したリパブリューさんは、すでに常連を越えたファンが多数ついており、すっかり「沼津や三島の看板ブルワリー」の一角を占める存在になっています。定番の2種に関しては沼津市内のコンビニで見かける機会も増えてきており、「クラフトビールの街」にすっかり根付いていることを日々感じています。

筆者もこれまでリパブリューさんにて様々なクラフトビールを飲ませていただいており、「こんなビールもあるんだ!」と驚かされたことが少なくありません。静岡県東部に限らず、日本各地にクラフトビールのブルワリーが増えていますが、リパブリューさんはその中でも斬新かつはずれのないブルワリーであるように感じています。これからも色んなビールで飲み手を驚かせ続けていただきたいですね。

plumroom-0417.hatenablog.com

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*1:在庫状況により異なる模様