《新シリーズ③》【沼津食い倒れログ】「駿東の美食の街」を気の赴くままに紹介します!

表題の件、地の利を活かした新シリーズ第3弾になります。新シリーズと銘打っているとはいえ、これまでシリーズとして更新したものは、そこまでないのですが…。

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沼津は古くから美酒美食が集まる街とされてきました。洋酒文化が戦前から流入し、バー文化が広く浸透していたり、近年ではクラフトビールのブルワリーやお店が多く集まっていることがその証左といえるのかもしれません。バーにせよ、クラフトビールにせよ、県庁所在地でもない地方都市としては異例ともいえる数のお店が集積しており、港町や観光地にとどまらない沼津の魅力の一つになっているともいえると考えられます。

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そのうえで、沼津は魅力的な飲食店が多く集まる街です。先述したバーやクラフトビールに留まらずとも、また沼津港周辺の海鮮料理店など以外にも、かなりユニークなお店が集積している、いわば「食い倒れの街」とも言えます。

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要因として考えられるものはいくつかあります。沼津市は古くから静岡県東部の商都、経済の中心地として栄えた歴史があり、小売店以外にも企業のオフィスが多く集まる街でした。また、沼津市周辺にはゴルフ場などの娯楽施設が複数あり、そちらを訪問した方々が滞在中の拠点を沼津市内に置くことが多いそうで、そうした需要にも応えるような形で、飲食店が発展してきたともみられます。

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その他、それこそ「県東部の商都」として栄えた歴史がある故に、地元の方に親しまれているお店が多くあるのも沼津の特徴です。港町の沼津らしい海鮮料理店などではなく、どこにでもあるような飲食店であっても、地元の方に話を聞けば並々ならぬ愛着を持っているということが多く、そうしたお店が確かに美味いということも事実であります。また、地元の方激推しのお店の多くが、盛り方の気前がめちゃくちゃ良い場合が多く、そうしたところも沼津の特徴とも言えるところです。

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転居してそろそろ半年くらいになりつつあって、勤め先でもプライベートでも地元の方との交流がぼちぼち発生しているのですが、沼津は地元のお店がとても強く、他所からチェーン店が入ってくるというケースがほとんどないようで、来ても定着しないことが珍しくないようです。人口減少や中心市街地の衰退などが懸念されているとはいえ、いまだにエネルギッシュな街であり、そうしたポイントで沼津の街を楽しむというのもアリだと考えます。そうした意味での参考情報を展開できればと思っておりますゆえ、書いている本人が食い倒れしない程度に、更新していきたいなと考えています。