この夏一番”アツい”日本酒を沼津で!松浦酒店さん主催「津島屋」試飲会(2023/7/1)

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沼津市が市制施行100周年を迎えた7月1日、沼津市大手町にある松浦酒店さんにて、岐阜県美濃加茂市の酒蔵「御代桜醸造株式会社」の日本酒「津島屋」の試飲会が行われました。

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津島屋とは、御代桜醸造株式会社の創業当初の屋号を冠した日本酒です。試飲会に来てくださった方曰く、津島屋はセカンドブランドとして立ち上げたものだそうですが、こちらのブランドでは純米酒のみのラインナップで用意されているという拘りよう。また、作り手の考えを理解し、日本酒の魅力を一緒に伝えてくれる店にのみ卸す限定流通品となっており、静岡県内で買えるのは沼津市の松浦酒店さんだけです。

特に沼津市では、津島善子ちゃんの名前のつながりで、松浦酒店さんを訪れるラブライバーにも人気のお酒になっています。今年は幻日のヨハネのテレビアニメ放送もあり、今年最もホットな日本酒であろうということで、松浦酒店さんが試飲会を開いたという流れです。

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試飲会は2部構成。第1部は店頭での無料試飲会でした。遅い時間に行ってしまったので、こちらでいただけたのは2種類。ワイン酵母を使った日本酒など、だいぶ特徴的な日本酒もありました。

第2部は狩野川の近くの焼肉店「泰安」さんにて、焼き肉などを食べながら日本酒をいただくというものでした。会の最初はテイスティングが行われ、飲んだ感想をアンケート形式で集計するというものでした。長野県産の美山錦というお米を使った日本酒で、どこかメロンのような甘さを持ちつつ、それがくどく残らず飲みやすいお酒でした。これは確かに真面目に飲まないと勿体ない。

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真面目に飲んでから本番スタート。この日は全部で5種類の日本酒が用意されていました。結論から言うと、どれもいろんな人に勧めたくなるお酒でした。まずもってどれも非常に飲みやすく、変なクセや香りなどとは一切無縁でした。5種類どれを取っても、お酒を飲み始めたばかりの人にも勧めたくなるものだったり、あるいはお酒が好きな人にも飲んでみてほしいと思えるものだったり、とにかくおいしい。

5種類あるお酒で一番とがっていたのが、「津島屋外伝 純米酒 信州産ひとごこち der Vater Rhein Perlwein」。たまにある発泡性の日本酒なのですが、現地に来ていた杜氏さん曰く、「加減を間違えてだいぶ元気のいいお酒になってしまった」とのこと。開栓した瓶は蓋をすると危ないとのことで、開けっ放しですぐに飲まないといけないものでしたが、個人的にはこれが一番のあたりだったように思います。冷やして飲むと良さそうな、そんなお酒でした。

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第2部の会場となった泰安さんからは沼津の街を流れる狩野川沿いの風景が良く見えました。明るい時間でも十分きれいではありますが、やはり一番いいのは夜景のはず。こうした素晴らしい風景を眺めながら、美酒美食を楽しむという、「沼津」を全力で楽しめるそんな素晴らしいイベントでした。津島屋さんの酒蔵にも、そのうち見学にお伺いしたいですね。節目の日にらしい経験ができた、そんな一日でした。