約1年ぶりの復活!マルサン書店仲見世店が2日間限りの復活 (2023/6/30~7/1)

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2022年5月末に惜しまれながら閉店した、沼津市大手町の仲見世商店街内「マルサン書店仲見世店」ですが、Aqours結成8周年と沼津市制100周年を迎えた6月30日と7月1日に、2日間限定で復活営業を行いました。

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こちらは、アニメなどに登場する沼津市内のスポットをまとめたガイドブック「るるぶ ラブライブ!サンシャイン!!」が6月30日に発売されたことを受け、るるぶを製作するJTBパブリッシングマルサン書店が中心となり、るるぶを含めた4冊の雑誌を、マルサン書店仲見世店の建物内にて販売することになったものです。るるぶのガイドブックのほか、同じく6月30日発売の「LoveLive!Days 2023年8月号」などが販売されました。

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両日とも開店前から長蛇の列ができており、あたかも「iPhoneの新作が発売される日のアップルストア」のような様子になっていました。私も7月1日に訪れましたが、開店予定の時間の1時間前には列が既に何回か折り返すほどの長さになっていました。雨天で風も強かったこともあり、開店時間が急遽早められる等のイレギュラーもありましたが、現地では目立った混乱もなく、訪れた人は誰もがマルサン書店での久しぶりの買い物を楽しんでいました。

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店内では雑誌の販売のほか、「幻日のヨハネ」のパネルの展示が行われていました。幾度となくみたような光景のイラストが並び、中にはマルサン書店によく似た本屋が描かれたものもありました。アニメの放送・配信がつい先日始まりましたが、ヌマヅの風景はまだごく一部しか出てこず、今後話が進むにつれ、色々な場所が出てくるのかなと期待が持てる展示でした。

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マルサン書店仲見世店も閉店から1年以上が経ち、ずっとそのまま建っているということも考えにくいところです。再開発の話も出ており、いずれは建物が取り壊される日が来ることは確かでしょう。それゆえ、今回の2日間の特別営業は、在りし日の様子を追体験できた大変貴重な機会でした。LoveLive!Daysの連載「Find Our 沼津」のイラストがマルサン書店仲見世店でしたが、イラストの雰囲気や添えられた文章が、今回の特別営業で感じた事と重なるものがありました。

私も仲見世マルサン書店が営業していた頃は、毎月出るLoveLive!Daysは必ずあそこで買おうと決めていました。地元のお店を応援したいということで、そこで必ず買い物をすることで、微力ながら貢献できたらと考えていたところであります。今回、そのころと同じお店で雑誌を買い、お店の様子が当時とほぼ変わらず、来れて良かったなと感じた次第です。本を包む紙袋まで、当時と変わらぬものが用意されており、Aqoursの8周年と沼津市の100周年という節目の日に相応しい、濃い内容の企画でした。発起人の方やマルサン書店の皆様、そしてこの企画に関わられた全ての沼津の皆様には、頭が上がらない思いです。