Back to NUMAZU #6(9/27・最終回)

深海水族館訪問で、

沼津の水族館は一通り制覇

 

plumroom-0417.hatenablog.com

 (↑前回の記事)

 かれこれ2か月近くかけて書いてきた旅行記も、今回でラストです。

丸勘で昼食を済ませてから、そのまま沼津港深海水族館へ。

沼津の主要な水族館としては、「伊豆三津シーパラダイス」「あわしまマリンパーク」「沼津港深海水族館」の3カ所が挙げられるのでしょうか。みとしーは何度も訪問してて、淡島も謎解きで幾度か上陸を果たしていますが、実は深海水族館は今回が初めてでした。

numazukanko.jp

www.numazu-deepsea.com

ご存知の方も多いとは思いますが、沼津が面する駿河湾はとても深く、深海生物が多く生息する海です。深海魚を獲る漁業も盛んであり、深海魚の料理を提供する飲食店も多くあります。沼津港の近くの「沼津バーガー」さんが、その代表例と言えるのでしょうか。

localplace.jp

「深海魚の街」ともいえる沼津市ですが、食べるだけでなく学べるところもあります。それが前回紹介した戸田にある駿河湾深海生物館であったり、今回紹介する「沼津港深海水族館」であるわけです。

沼津港深海水族館はその名の通り、深海生物をメインテーマとした世界でも珍しい水族館です。深海魚の展示自体は、他の水族館でも見ることができますし、同じ沼津の水族館であれば、三津の伊豆三津シーパラダイスにも屋内展示に深海魚のコーナーがあり、タカアシガニなどが展示されています。しかし、深海魚が主役となっている水族館はほかにあまり例がなく、それゆえに沼津港周辺における人気の観光スポットになっているということです。

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沼津港深海水族館の一番の目玉といえるのが、「シーラカンスの冷凍標本の展示」でしょうか。「生きた化石」として知られ、希少性故に絶滅危惧種となり、通常は展示することができないシーラカンスですが、ここではその冷凍標本を見ることができます。模型や薬品漬けの標本ではないため、実物通りの色などを観察できる、大変貴重なものになっています。

www.numazu-deepsea.com

公式ホームページのシーラカンスを紹介するページには、「深海の海洋環境は世界中で近しい環境」にあり、「『日本にはいない』と断定する方が難しい」として、「もしかしたら、駿河湾の深い海を悠然と泳いでいるかも」しれないとすら書いてあります。だいぶロマンチックな話のように聞こえますが、いくら科学技術が進歩した現代であれ、深海については解明されていないことが多く、日本周辺の深海にも、もしかするとシーラカンスの仲間がいるかもしれないというのは、あながち嘘でもないのかなと思うところです。

水族館に入ったのが昼過ぎだったので、出たころにはそろそろ日が傾き始めるような時間でした。

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時間も遅くなってしまうので、このあたりから徐々に帰路へと進路を取り始めます。高速に乗る前に下河原の阿蘭陀館さんで一休み。コーヒーとシフォンケーキをいただきました。

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阿蘭陀館さんにお邪魔するのはだいぶ久しぶりでした。グッズによる店内装飾は以前からありましたが、それが前よりもパワーアップしていたように感じました。

帰りは駿河湾沼津から高速に乗りました。

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展望台から見える景色を見て、「沼津って結構広いんだな」と、改めて感じました。西浦や内浦のあたりから、中心部の街並みも見えて、そして千本浜まで。これまで幾度となく通ってきた街ではありますが、それでもそのすべてを網羅しきれているわけではなく、未だに「まだ見ぬ沼津」というものがあるわけで、こうして”俯瞰”してみると、「あっちの方には何があるんだろうか…?」という気にさせられるところであります。

ここからは車を走らせ一路関東へ。ここに来て初めてヤリスハイブリッドを高速で走らせましたが、ハイブリッドのコンパクトとは思えぬ走りでただただ感心するばかりでした。

沼津にいる間は何とか天気が持ってくれていたものの、高速に乗ってしばらくすると大雨に。運転に気を使うことはその通りですが、もっとも沼津にいる時でなくて良かったです。

夕食を済ませたり、横浜駅で同行者を下ろしたりしつつ、都心を目指します。

車を別の同行者に託し、私は新宿で離脱。京王線で地元を目指します。

これにて2日間の遠征終了です。

2ヶ月かけてまとめている間に、またしても感染症の勢いは増していて、また心置きなく好きなところへ出かけられなくなる日が来るのかなという雰囲気でもあります。それでも、あくまで「マスクをつけたり、三密を避けたり、羽目を外さなかったりすれば、外出や旅行が感染の拡大に大きく影響するわけではない」という意見が、現状ではまだ多数を占めているようで、この記事を書いている段階では、まだ何とか外出が許される雰囲気もあります。そろそろ18きっぷのシーズンも来るので、感染状況やそれに伴う要請等も踏まえつつ、目下進めている卒業論文の進捗状況とも相談しながら、沼津やそれ以外のところにも行けたらいいなと思っています。

ということで、全6回の旅行記は完結です。お読みいただきありがとうございました。

↓第1回~5回はこちらから

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